私、レズかもしれません。
「私、レズかもしれません。」
こう言いかけてやめたことが、人生で一度と言わず、何度もある。
…2投稿目にして、いきなりぶっこみすぎですかね。
でもこの事柄は、私にとって、とても大事なことであり、言いたいことであり、聞いてほしいことでもあり、それなのにリアルの付き合いの中では、いつも言えないことです。
レズ(レズビアン、女性を好きな女性)という言い方は、正確ではないかもしれません。
厳密にいえば、私は女性ですが、恋人が女性でも、なんの問題もない、と思っています。
つまり、女性が好き、というよりも、性別を重視しない、私の中では、恋人を選ぶ基準に性別は含まれない、といった方が、しっくりきます。
物心ついた時から、私は男勝りな性格というか、サバサバしていたのと、結構ガチでスポーツをしていたので、周りの女の子から、「かっこいい」とか、「彼氏にしたい」とか、言われることが多かったのですが。
そんな言葉を言われるたびに私は、どこか悲しい気持ちになっていました。
私が女だからという理由で、この子たちの本当の恋人候補にはなれないのだということを、よりありありと感じたからです。
そして同時に悩みました。「別に相手が女の子でもいいのに」、と思っている自分に。
異性愛が普通、と思われている世の中で、この考え方は、明らかに普通ではない。自分はおかしいんだ、と、自分を責めるようにすらなりました。
そんなとき、ある言葉に出会いました。
「男とか女とか そんなにたいせつなコト?」
言わずと知れた少女漫画の大名作、「美少女戦士セーラームーン」のキャラクター、天王はるかさんのセリフです。
これだ、と思いました。
私が周りの女の子に向けて、世の中に向けて、声を大にして、言いたかったのは、これです。
もちろん、だからと言って、「なあみんな!同性同士でもいいじゃんか!もっと視野広げてこーぜ!!!」と、同性愛を推奨したいわけではありません。
ただ、そういう人がいるのも「普通」な、そんな世の中になればいいな、とひっそり思うんです。
これだけ個人の多様性が認められるようになってきて、メディアにもいわゆるセクシャルマイノリティの方たちがたくさん出演されていて、同性愛を描いたドラマやアニメや漫画もたくさんあって、遅かれ早かれ、いずれは「普通」になるんだと思います。
でもできることなら、少しでも早い方がいい。
だって、好きな人の性別が、たまたま同性だっただけで、傷つかなきゃいけないなんて、ばからしくないですか。
いらないストレスですよね。傷つけられる人にとっても、傷つけちゃう人にとっても。
だから早く、「普通」の幅が広がってほしい。そう思います。
いわゆる「コイバナ」の一環として、イケメンの話もいいけど、美女の話もしたいです。
もしいつかかわいい彼女ができたら、ドヤ顔で言いたい。
「寝言はベッドでしか聞かないことにしている」